上記のような悩みについて、ADHD・ASDと診断された筆者が体験談を元にお答えします。
筆者は、これまでの経験から、2024年2月16日現在、ADHD・ASDの特性をエンジニア業に活かせています。
かんたん結論
- プログラミングが好きは、ADHDの過集中を活かせるから、エンジニア職にプラス効果。
- 作業(主にプログラミング)に没頭できる業務環境であれば、あなたの特性は、最強の武器になる。
- 反対に、電話応対が多い、人の管理をする必要がある、事務作業が多い業務環境だと特性を活かせない。
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結論を図にすると以下の通りです。
この記事では、以下の目次の内容について解説します。
【大前提】特性がエンジニアに向くかどうかは、プログラミングに興味あることが前提
■ADHDの特性を生かせるかはプログラミングに興味あること
ADHDの特性をエンジニア職で活かせるかどうかは、プログラミングに興味があることが大前提です。
ADHDの大きな特徴の中に、好きなものだったら集中し続けることが出来る「過集中」というものがあります。
プログラミングに興味を持つことができれば、「過集中」を生かしてずっと仕事をし続けることができます。
その結果、ADHDの特性は、(プログラミングに興味を持てれば)エンジニアに向いているということができます。
筆者は、好きなことであれば5時間以上も作業を続けることができます。
プログラミングが好き(学んだころは嫌いだった)であるおかげで、過集中をエンジニアの仕事に活かすことができています。
ただ、集中力が続くとはいえ、その後の疲れは一気にくるので、ここ最近では2時間経ったら意識的に休憩を取るようにしています。
■プログラミングに興味が無いとADHDの特性を活かせない
一方で、興味がないことに対しては過集中どころか、ADHDの特性を活かすことができません。
筆者は、事務系の作業がものすごく嫌いです。
5分も経ったらやる気が出ず、すぐに自分の好きな作業をやろうとしてしまいます。
そのことからも、興味がないことに対しては、特性を活かすことができません。
もしくは、興味を持てる方法を探したりしています。
エンジニア職(プログラミング)に興味持てるか確かめる方法
エンジニア職を目指す以前に、『これまでプログラミングを学んだことがないし、そもそも興味持てるかわからない』と悩むこともあるかと思います。
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ADHD、アスペルガーを活かせる・活かせない職場環境とは
この章では、ADHD・ASDの特性を生かせる職場環境、行かせない職場環境について述べます。
ADHD・ASDを活かせる職場環境は?
ADHD・ASDを生かせる職場環境について解説します。
その1:一人で業務をする機会が多い(マルチタスクを要求されない)
エンジニアの仕事(プログラマ、システムエンジニア)は、お客さんやチームメンバーとの打ち合わせを除けば、一人で作業する機会が多いです。
その結果、一人作業が多い職場は、マルチタスクが苦手であってもADHD・ASDの特性を生かすことが可能です。
エンジニア職は、一般事務に比べると、人とのコミュニケーションの機会が圧倒的に少ないと思います。
筆者は、自社開発会社でWEBシステムの開発をしていますが、リモートで一人作業が多いです。
システム開発はチームでの開発になりますが、仕様の打ち合わせ以外は誰とも話す必要がありません。その結果、人間関係でストレスはほとんど感じることがありません。
エンジニアの仕事は、技術の進歩が早いので常に勉強が必要になりますが、好きなことに没頭出来る人なら、オススメのお仕事です。
その2:ものづくりが楽しめる
システム開発は、ものづくりです。システムが出来上がっていく様子を楽しめる人にとっては、エンジニアという仕事は天職です。
なぜなら、ADHDの特性を良い方向にすべて使うためには、「楽しめる」というのが大事だからです。
ものづくりを楽しむことができれば、ADHD・ASDを活かすことができます。
その3:一つのことに集中出来る職場環境(掛け持ち業務がない)
ファミレスの仕事をイメージしてみましょう。
なにか作業に集中しているときに、お客さんに呼び出されたり、同僚に呼び出されたりします。
このようにマルチタスクが要求されるので、自分たちのような特性を持っている人には向いていません。
一方、エンジニアの仕事は、基本的に、1つの案件でプログラミングに集中することが多いです。その結果、マルチタスクを要求されることは、ほぼ無いです。
私の職場環境では、エンジニアに直接電話がかかってこないので快適です。
業務内容によっては、優先度をつけて仕事をするケースもあります。
優先度をつける必要が出てきたら、上司に「自分が考えた優先度」があっているか必ず確認します。
大体、優先度が間違っていることが多いです(筆者の体験談)。トラブルを減らすためにも、確認は大事です。
ADHD・ASDを活かせない職場環境は?
プログラミングが好きでエンジニアになったADHD、アスペルガーにとっても不向きな職場環境は存在します。
不向きな職場環境とは、以下のようなものです。
その1:マルチタスクを要求される(対策あり)
エンジニアの仕事であって、職場環境によっては以下のようなマルチタスクが要求されることがあります。
マルチタスクが要求される環境は以下のとおりです。
- プログラミング中であっても、電話が鳴ったら取らないといけない決まりがある
- 複数の案件を掛け持ちでやらされる。
- 優先順位を決める必要が出てくる(かなり高度)。
- 案件によって上司が異なることがあり、2人以上の上司から業務指示されパニックが起きる(筆者の体験談)
- 事務処理(外注とのやりとり、お金の計算)が多い。
あと、職場によっては「電話対応できない奴は、新人以下だ」と断言してくる人も居ます(経験則)が、「電話業務は、エンジニアの仕事じゃない!」で無視しましょう!
■対策
上に挙げたような職場環境に当たらないようにするために、可能であれば面接などで
- 電話応対があるのか
- 掛け持ち業務があるのか
確認できたらしておきましょう。
その2:高度なチームプレイ力(コミュニケーション能力)が要求される
高度なチームプレイ、コミュニケーション能力が問われる職場も不向きな職場です。
例えば、以下のようなケースです。
- 業務中に、上司を含めた同僚に話しかけられることが多い
- チームメンバーの動きを見ながら何かをやるケース
- 同僚や周りの状況を見て、自分でタスクの優先順を決めて進めるもの
チームで仕事していると、コミュニケーション回数が増えて集中できないことは多々あります。
そんなときは、あらかじめ「集中していることがあるので、緊急でない限りは、slackなどのメッセンジャーで声をかけてくれるとうれしいです」のようにまわりに声をかけておくと効果的です。
優先順位についても、上司やメンバーに確認するなどして、優先度の間違えを回避するようにします(経験談として確認を怠った結果、何度も間違いました)。
コミュニケーションスキルが求められる企業に行きたいのであれば、無料で利用できるアスペルガー症候群、ADHDなどの発達障害者向けの就職支援サービスを利用してスキルアップも可能です。
例えば、以下の「at GPジョブカレ」であれば、ビジネスコミュニケーションや仕事の進め方に注力してトレーニングを無料(条件によっては自費あり)受けることができます。
その3:マネージメント能力が要求される
ADHD、アスペルガーにとっては、マネージメント業務は地獄そのものです。
マネージメントは、プログラミングスキルよりも、コミュニケーション能力、ビジネススキル(優先順位を周りを見てつけるスキル)が必要になります。
- 多部署との調整業務
- プロジェクトの優先順位をつける
- チームメンバーと常にコミュニケーションを取る
- お客さんとのやり取りが多く発生する
業務に没頭していても、他の人に話しかけられることが多いため集中できなくなります。
さらに、お客さんからもよく電話かかってくるため、マルチタスク地獄になります。
対策としては、キャリアパスとして(マネージャー職ではなく)エンジニアのスペシャリストの道があるのか、確認しておきます。
ADHD・ASDの特性を持っていても本当にエンジニア業務に支障はない?
ADHDやASDの特性を持っていると、以下のような疑問が出てくるかと思います。
- 不注意の特性を持っていても大丈夫?
- どんなポジションで働いているの?
- チーム開発のときにADHDの特性は支障は出ないの?
- 私は、「聞き逃し」の特性があるけど大丈夫?
- 嫌いな仕事はどのように対処しているの?
結論だけ先に言うと、エンジニアの仕事全てにおいて特性を良い方向に利用できるわけではありません。
しかし、苦手な仕事をすることになっても、工夫次第で乗り越えることができます(筆者の体験談)。
以降、質問に回答していきます!
不注意の特性を持っていても大丈夫?
不注意の特性があっても、業務環境により、エンジニア業務を遂行することが可能です。
なぜ、そのようなことが言えるのか、過去の体験談を元に解説します。
■筆者の不注意の体験談
筆者も不注意の特性を持っています。
筆者の場合、不注意の特性は、
- 時間に追われる
- 業務負荷が多く、十分に休息できていない
- ミスしないように気をつけようとする
というような条件で不注意を発揮します。
次に詳細を述べていきます。
【体験談】不注意が災いした業務環境
筆者は、エンジニアとして他社に派遣されていた時期がありました。
職場環境は、平日は終電まで仕事、土日出勤という地獄のような忙しさでした。
業務内容は、納品前のドキュメント整理、(難易度が高い)テストだったのですが、ミスが許されない環境、かつ、相手の動き伺いながらの業務でした。
筆者は、プログラミングならば5時間経っても疲れない過集中なのですが、その現場では全く役に立ちませんでした(開発の仕事ではなかった)。
その現場では、不注意を100パーセント以上発揮してしまい、チーム全体を巻き込む大きなミスをしてしまいました。お客さんから「おまえクビだ」と言われ、契約期間前に派遣元に戻されてしまうことがありました。
苦い思い出だけど、今ではこのように体験談として話ができるので、結果的にはよかったかもしれません。
不注意があっても大丈夫な環境
現在、筆者は自社開発の会社に居ます。
筆者は、ゲーム開発、WEB開発をしてきましたが、不注意が原因で、仕事が進まないというのはほぼ無いです。
その理由は職場環境が以下の通りだからです。
- 比較的、時間に余裕がある
- 残業が少なく、休息もできる
- 仕事内容が面白い
その結果、仕事の進め方も自分で工夫できるようになりました。具体的には
- 手順書を自分で作成する
- 面倒くさがらずに、わからないことがあれば人に質問する
- いきなり行動しようとせずに、一旦、立ち止まる。
その結果、不注意によるミスも劇的に減りました。
今でも、リリース後に不具合がでて、修正したこともありますが、バージョンアップなどで修正するので、大きな問題にならないです。
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プログラミングの不注意は心配しなくて良い
プログラミングは間違ったところは、コンピュータがエラーを出してくれます。不注意なコードを作ってしまっても、コンピュータの指摘通り直していたら、動くものはできます(仕様が正しいかまではコンピュータは判断できません)。
エンジニアは、不具合を作ることが多いと思います。
逆に不具合を作ったことがないエンジニアは居ないです。
不具合という失敗から学んでいくものだと思います。
どんなポジションで働いているの?
エンジニアと言っても仕事内容(ポジション)は、多岐にわたります。
ここでは筆者の例を紹介します。
筆者の場合は、SE、プログラマ(WEB系、ゲーム系、スマホ系とさまざま)を交互に行き来しています。
過去には、外注さんの管理もしていましたが、マネージメント系の業務については良い思い出はないです。
現在は、SEとしては、お客さん(依頼者)から要望を聞いて、システムの設計をしています。
設計したものを実際にプログラミングすることもあります。
エンジニアの仕事は、お客さんと話す機会はありますが、お店の店員さん、事務職のように、人と話す機会は少ないです。
また、業務中にいきなり話しかけられることが少ないため、業務は進めやすいです。
その結果、対人関係で悩むことも少なくなります。
チーム開発のときにADHDの特性は支障は出ないの?
「高度なチームプレイ力(コミュニケーション能力)が要求される」ところで記載しましたが、高度なチームプレイ、コミュニケーション能力が問われる職場では支障がでます。
具体例を再掲載します。
- 業務中に、上司を含めた同僚に話しかけられることが多い
- チームメンバーの動きを見ながら何かをやるケース
- 同僚や周りの状況を見て、自分でタスクの優先順を決めて進めるもの
上記のケースは、筆者の体験では少なかった(体験した全案件中1割未満)です。
チームプレイと言っても、プロジェクトによっては、実質、一人業務になることが多いです。
例えば、WEB開発の場合、作成する機能が独立していることが多く、チームとの認識合わせ以外は、ほとんどが個人業務です。
その結果、一人で業務に没頭できる時間が多いのです。
さらに、過去に経験したものですと、完全に個人業務のこともありました。仕事の指示は、上司が行い、仕事を進めるのは自分1人という環境です。
出社してから、上司と話す以外は、ずっと1人作業作業でモクモクと進めていました。
ADHDとASDの特性をもつ筆者にとっては、快適な仕事環境です。
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私は、「聞き逃し」の特性があるけど大丈夫?
筆者も聞き逃し、聞いたことを数分後に忘れるという問題を抱えています。
エンジニアの仕事のやりとりは、文字チャットが多く聞き逃しが少ないです。忘れたとしても、チャットの内容をさかのぼれば、大概は思い出せます。
対面で話す場合は、必ずメモを取るようにして、忘れないようにしています。
ただし、相手の話を聞きながらのメモはマルチタスクなるので、話しが止まったときに書くなど工夫しています。
その結果、人と直接話す機会が多い仕事よりは、聞き逃しを防ぎやすくなります。
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嫌いな仕事はどのように対処しているの?
ADHDにとって、嫌いなことを続けるのは大変苦痛です。
筆者の場合は、プログラミングなら何時間でも続けることができても、それ以外の仕事だと没頭ができません。
没頭できない一例が、テスト業務です。
テスト開始前には、簡単にテストするべき項目を書き出します。項目には、チェック欄をつけて、どのくらい進んだのか見えるようにします。
その結果、進み具合がわかるので、「今日はここまでやろうか」みたいにやろうとします。
このように、嫌いなことに対しては、なにかしら工夫してモチベーションを保つような対処しています。
結局、仕事先にどのような会社を選んだらいいの?
技術者としての専門職がある企業を探す
エンジニアを採用している会社の多くは、プログラマ、もしくはシステムエンジニアとして採用することがほとんどですが、数年後はプロジェクトマネージャーになることを期待されます。
よって、マネージャー職を期待されることが多いのが現状です。
一方で、スペシャリストという道がある会社が存在します。
「スペシャリスト」とは、エンジニアリング(技術)の道を極める人のことです。
一つのことに集中できる人にとっては、オススメのポジションと言えます。
エンジニアとしての就職、転職を考えているのであれば「スペシャリスト」の道がある会社を選ぶことをおすすめします。
>>Web・ITスキルが身につく障害者の就職支援サービス【atGPジョブトレIT・Web】
障害者雇用枠がある発達障害の雇用をしている会社に入る
グリービジネスオペレーションズの様に発達障害の雇用を積極的に行っている企業に入る。
社員の7割以上が発達障害。「経済合理性があるからやっている」社長の思い
ただし、採用する側の負担が増えることから、年収が一般社員よりも低い傾向にあります。
エンジニア転職に必要な技術(プログラミング)はどのように学ぶ?【独学?プログラミングスクール?】
ここまでに、ADHDはエンジニア職に向いているのか?どのような職場環境だったら向いているのか、解説しました。
この章では、エンジニア転職するためにどのような勉強方法があるのか解説します。
勉強方法は、主に2つあります。
- 独学でエンジニア転職に必要なスキルを身に付ける
- プログラミングスクールを利用してエンジニアスキルを身に付ける
独学、プログラミングスクールを利用する場合のメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
独学 |
|
|
プログラミングスクール |
|
|
どちらにも善し悪しがあるので、自分が向いていると思う方を選択してくださいね。
独学のデメリット
- わからないところが出てきたら質問できない
- 開発するための準備でわからないことが出てくることが多い。すぐにエンジニアに質問できないと解消できない。
- 挫折しやすい
- エラーが出てきたときに自分で解消するのが困難になるケースが多発することがある。そのようなときに、挫折しやすい。
- 学ぶ内容を自分で判断する必要がある
- 目的によって最適なプログラミング言語が異なります。その結果、何を選んだら良いのか自分で判断する必要が出てきます。
独学のメリット
- 学習コストを抑えることができる
- 最近は、youtubeで学ぶことができるため、無料で学ぶことができる。
- 自分のペースで学ぶことができる
- 期限がないため、自分のペースで学ぶことができる。
プログラミングスクールに通うデメリット
- 受講料金が高額
- プログラミングスクールは、プロのメンターが、あなたの勉強をサポートしてくれるため、受講料金が高額になりがちです。料金が高い分、その分の「モチベーションの維持しやすい」などのリターンが大きくなります。
- まとまった時間を確保する必要がある
- プログラミングスクールは、申込みをしたらずっと使えるわけではありません。受講するコースごとに期間が決まっています。その期間までに指定されたカリキュラムを終わらせる必要があり、まとまった時間を確保できないと終わらせるのが難しくなってしまいます。
プログラミングスクールに通うメリット
- 必要最低限で学べる
- 独学だと「あの参考書を勉強するか」「いや、あっちの本が良さそうだ」と迷いが出ることが多いです。その結果、「迷い」という無駄な時間が発生してしまします。
- スクールだと、カリキュラムが決まっているため、最低限の時間で転職活動、転職成功まで薦めることができます。
- わからないところはメンターに質問してすぐに解消できる
- モチベーションを維持しやすい
- 同期がいるから切磋琢磨できる(オンライン型ならばツイッターでフォローしあう方法がある)
- わからないところはすぐに質問できるから、モチベーションの維持がしやすい。
- 転職サポートが有る
- 転職を目的としてプログラミングスクールの場合、求人紹介、履歴書の書き方など転職のためのサポートをしてくれます。
ADHDにプログラミングスクールおすすめ3選
プログラミングスクールの利用がオススメの人は、以下のとおりです。
- 勉強途中で挫折することなく、転職成功を勝ち取りたい
- わからないことが出てきたら、プロに質問してすぐに問題を解決したい
- 短時間でエンジニア転職に必要な技術を学びたい
- 転職のためのサポートをしてほしい
ADHDにオススメなプログラミングスクールは、以下の記事にまとめたので気になる人は参考にしてください!
以下のような悩みにお答えします 発達障害(主にADHD)が受講するのに、オススメなプログラミングスクールを知りたい.... どのような基準でプログラミングスクールを選んだら良いの? この[…]
まとめ:失敗良し!挑戦してみないと人生後悔する
ADHDの特性を活かせれば、エンジニア職では最大の武器になり、周りの「なんで普通のことができないの?」が気にならなくなります。
このブログを読んでいる人は、以下のような方を想定しています。
- 自分の特性に合わない仕事をしていると感じている
- 上司から「なんで普通のことができないんだ」と言われ続けている(筆者も良く言われました)
- 仕事で誰からも感謝されたことがない
これまで「プログラミング」に興味がないとADHDの特性を生かせないと言いましたが、生かせるかは、実際にプログラミングやってみないとわかりません。
ためしにプログラミングに挑戦しない結果、以下のような負のループを永遠に続けるリスクを伴います。
- 自分の特性に合わない仕事(興味が無い仕事)をし続ける
- 仕事で思ったような成果が出ない
- 誰からも感謝されない
- 仕事内容がつまらないから(興味が無い)余計にやる気がでない
- 筆者のADHD・負の体験談
-
筆者の場合は、お客さん先に出向させられ、ドキュメント整理の作業をさせられました。
ドキュメント整理は、常に周りと息を合わせないといけなかったのですが、それができなかったため、お客さんからクレームが来る始末でした。
その結果、上司からは「ちゃんと頑張れ、さもないとクビだぞ」、さらに、お客さんからも怒られるという最悪の業務環境でした。ミスしないよう行動したら、さらにミスを生み出し、結果的に筆者は大きなミスをしてしまいました。
最悪なことに、お客さん先から追い出され、所属していた会社はクビになってしまいました。現在は、よい職場環境に恵まれて、ADHDの過集中が生かされています。
このような体験からも、自分の特性に合った仕事を見つける必要があるのです。
エンジニアに挑戦することで、自分の特技を活かせて、周りの人が幸せになる未来になったら楽しくなりそうですね。
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