【実体験】「普通のことができない」ADHD・アスペルガーでもエンジニアなら活躍できる理由

悩みあり
なぜ、みんなと同じように仕事ができないのか?何度も同じミスを繰り返してしまう…。事務などマルチタスクでテンパってしまう

上記のような悩み抱えてませんか?ADHD・ASDと診断された筆者が体験談を元にお答えします。

筆者も、ADHD・ASDと診断され、 過去に職場から追い出された経験があります。でも今は、エンジニアとして ADHDの「過集中」を最大の武器にして働いています。

事務や受付で苦労したあなたの特性は、 エンジニアという仕事では「最強の才能」に変わります。

    筆者
    エンジニア職でADHDの特性を生かせた結果、まわりからの「なんで普通のことができないの?」が気にならなくなりました!
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    【大前提】特性がエンジニアに向くかどうかは、プログラミングに興味あることが前提

    ■ADHDの特性を生かせるかはプログラミングに興味あること

    ADHDの特性をエンジニア職で活かせるかどうかは、プログラミングに興味があることが大前提です。

    ADHDの大きな特徴の中に、好きなものだったら集中し続けることが出来る「過集中」というものがあります。

    プログラミングに興味を持つことができれば、「過集中」を生かしてずっと仕事をし続けることができます。

    その結果、ADHDの特性は、(プログラミングに興味を持てれば)エンジニアに向いているということができます。

    筆者は、好きなことであれば5時間以上も作業を続けることができます。

    プログラミングが好き(学んだころは嫌いだった)であるおかげで、過集中をエンジニアの仕事に活かすことができています

    ただ、集中力が続くとはいえ、その後の疲れは一気にくるので、ここ最近では2時間経ったら意識的に休憩を取るようにしています。


    ■プログラミングに興味が無いとADHDの特性を活かせない

    一方で、興味がないことに対しては過集中どころか、ADHDの特性を活かすことができません。

    筆者は、事務系の作業がものすごく嫌いです。

    5分も経ったらやる気が出ず、すぐに自分の好きな作業をやろうとしてしまいます。

    そのことからも、興味がないことに対しては、特性を活かすことができません。

    筆者
    筆者の場合は、興味がわかないことは、キッパリやめる。
    もしくは、興味を持てる方法を探したりしています。

    エンジニア職(プログラミング)に興味持てるか確かめる方法

    エンジニア職を目指す以前に、『これまでプログラミングを学んだことがないし、そもそも興味持てるかわからない』と悩むこともあるかと思います。

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    ADHD、アスペルガーを活かせる・活かせない職場環境とは

    この章では、ADHD・ASDの特性を生かせる職場環境、行かせない職場環境について述べます。

    ADHD・ASDを活かせる職場環境は?

    ADHD・ASDを生かせる職場環境について解説します。

    その1:一人で業務をする機会が多い(マルチタスクを要求されない)

    エンジニアの仕事(プログラマ、システムエンジニア)は、お客さんやチームメンバーとの打ち合わせを除けば、一人で作業する機会が多いです。

    その結果、一人作業が多い職場は、マルチタスクが苦手であってもADHD・ASDの特性を生かすことが可能です。

    エンジニア職は、一般事務に比べると、人とのコミュニケーションの機会が圧倒的に少ないと思います。

    筆者は、自社開発会社でWEBシステムの開発をしていますが、リモートで一人作業が多いです。

    システム開発はチームでの開発になりますが、仕様の打ち合わせ以外は誰とも話す必要がありません。その結果、人間関係でストレスはほとんど感じることがありません。

    エンジニアの仕事は、技術の進歩が早いので常に勉強が必要になりますが、好きなことに没頭出来る人なら、オススメのお仕事です。

    その2:ものづくりが楽しめる

    システム開発は、ものづくりです。システムが出来上がっていく様子を楽しめる人にとっては、エンジニアという仕事は天職です。

    なぜなら、ADHDの特性を良い方向にすべて使うためには、「楽しめる」というのが大事だからです。

    ものづくりを楽しむことができれば、ADHD・ASDを活かすことができます。

     

    その3:一つのことに集中出来る職場環境(掛け持ち業務がない)

    ファミレスの仕事をイメージしてみましょう。

    なにか作業に集中しているときに、お客さんに呼び出されたり、同僚に呼び出されたりします。

    このようにマルチタスクが要求されるので、自分たちのような特性を持っている人には向いていません。

     

    一方、エンジニアの仕事は、基本的に、1つの案件でプログラミングに集中することが多いです。その結果、マルチタスクを要求されることは、ほぼ無いです

    私の職場環境では、エンジニアに直接電話がかかってこないので快適です。

    業務内容によっては、優先度をつけて仕事をするケースもあります。

    優先度をつける必要が出てきたら、上司に「自分が考えた優先度」があっているか必ず確認します。

    大体、優先度が間違っていることが多いです(筆者の体験談)。トラブルを減らすためにも、確認は大事です。

     

    ADHD・ASDを活かせない職場環境は?

    プログラミングが好きでエンジニアになったADHD、アスペルガーにとっても不向きな職場環境は存在します。

    不向きな職場環境とは、以下のようなものです。

    その1:マルチタスクを要求される(対策あり)

    エンジニアの仕事であって、職場環境によっては以下のようなマルチタスクが要求されることがあります。

    マルチタスクが要求される環境は以下のとおりです。

    • プログラミング中であっても、電話が鳴ったら取らないといけない決まりがある
    • 複数の案件を掛け持ちでやらされる。
      • 優先順位を決める必要が出てくる(かなり高度)。
      • 案件によって上司が異なることがあり、2人以上の上司から業務指示されパニックが起きる(筆者の体験談)
    • 事務処理(外注とのやりとり、お金の計算)が多い。
    筆者
    プログラミング中に電話がかかってくると、これまでやっていたことを忘れてしまうんですよね。電話がなるべくかかってこない職場を選びたいです。
    あと、職場によっては「電話対応できない奴は、新人以下だ」と断言してくる人も居ます(経験則)が、「電話業務は、エンジニアの仕事じゃない!」で無視しましょう!

    ■対策

    上に挙げたような職場環境に当たらないようにするために、面接などで可能であれば

    • 電話応対があるのか
    • 掛け持ち業務があるのか

    確認できたらしておきましょう。

    その2:高度なチームプレイ力(コミュニケーション能力)が要求される

    高度なチームプレイ、コミュニケーション能力が問われる職場も不向きな職場です。

    例えば、以下のようなケースです。

    • 業務中に、上司を含めた同僚に話しかけられることが多い
    • チームメンバーの動きを見ながら何かをやるケース
    • 同僚や周りの状況を見て、自分でタスクの優先順を決めて進めるもの
    「話しかけられること、メンバーと話す機会が多い」会社には絶対に就職しないほうが良い?
    もちろんあきらめる必要はありません!

    チームで仕事していると、コミュニケーション回数が増えて集中できないことは多々あります。

    そんなときは、あらかじめ「集中していることがあるので、緊急でない限りは、slackなどのメッセンジャーで声をかけてくれるとうれしいです」のようにまわりに声をかけておくと効果的です。

    優先順位についても、上司やメンバーに確認するなどして、優先度の間違えを回避するようにします(経験談として確認を怠った結果、何度も間違いました)。

     

    コミュニケーションスキルが求められる企業に行きたいのであれば、無料で利用できるアスペルガー症候群、ADHDなどの発達障害者向けの就職支援サービスを利用してスキルアップも可能です。

    例えば、以下の「at GPジョブカレ」であれば、ビジネスコミュニケーションや仕事の進め方に注力してトレーニングを無料(条件によっては自費あり)受けることができます。

    その3:マネージメント能力が要求される

    ADHD、アスペルガーにとっては、マネージメント業務は地獄そのものです。

    マネージメントは、プログラミングスキルよりも、コミュニケーション能力、ビジネススキル(優先順位を周りを見てつけるスキル)が必要になります。

    具体例を挙げると以下の様な業務です。
    • 多部署との調整業務
    • プロジェクトの優先順位をつける
    • チームメンバーと常にコミュニケーションを取る
    • お客さんとのやり取りが多く発生する

     

    業務に没頭していても、他の人に話しかけられることが多いため集中できなくなります。

    さらに、お客さんからもよく電話かかってくるため、マルチタスク地獄になります。

    対策としては、キャリアパスとして(マネージャー職ではなく)エンジニアのスペシャリストの道があるのか、確認しておきます。

     

    ADHD・ASDの特性を持っていても本当にエンジニア業務に支障はない?

    ADHDやASDの特性を持っていると、以下のような疑問が出てくるかと思います。

    • 不注意の特性を持っていても大丈夫?
    • どんなポジションで働いているの?
    • チーム開発のときにADHDの特性は支障は出ないの?
    • 私は、「聞き逃し」の特性があるけど大丈夫?
    • 嫌いな仕事はどのように対処しているの?

       

      結論だけ先に言うと、エンジニアの仕事全てにおいて特性を良い方向に利用できるわけではありません。

      しかし、苦手な仕事をすることになっても、工夫次第で乗り越えることができます(筆者の体験談)。

      以降、質問に回答していきます!

       

      不注意の特性を持っていても大丈夫?

      質問者
      私は、不注意の特性があるけど、エンジニア職でも不利にならない?

      不注意の特性があっても、業務環境により、エンジニア業務を遂行することが可能です。

      なぜ、そのようなことが言えるのか、過去の体験談を元に解説します。

      ■筆者の不注意の体験談

      筆者も不注意の特性を持っています。

      筆者の場合、不注意の特性は、

      • 時間に追われる
      • 業務負荷が多く、十分に休息できていない
      • ミスしないように気をつけようとする

      というような条件で不注意を発揮します。

      次に詳細を述べていきます。

      【体験談】不注意が災いした業務環境

      筆者は、エンジニアとして他社に派遣されていた時期がありました。

      職場環境は、平日は終電まで仕事、土日出勤という地獄のような忙しさでした。

      業務内容は、納品前のドキュメント整理、(難易度が高い)テストだったのですが、ミスが許されない環境、かつ、相手の動き伺いながらの業務でした。

      筆者は、プログラミングならば5時間経っても疲れない過集中なのですが、その現場では全く役に立ちませんでした(開発の仕事ではなかった)。

      その現場では、不注意を100パーセント以上発揮してしまい、チーム全体を巻き込む大きなミスをしてしまいました。お客さんから「おまえクビだ」と言われ、契約期間前に派遣元に戻されてしまうことがありました。

      苦い思い出だけど、今ではこのように体験談として話ができるので、結果的にはよかったかもしれません。

      筆者
      今にしてみれば「完全に業務環境が悪い!」の一言です(笑)

      不注意があっても大丈夫な環境

      現在、筆者は自社開発の会社に居ます。

      筆者は、ゲーム開発、WEB開発をしてきましたが、不注意が原因で、仕事が進まないというのはほぼ無いです。

      その理由は職場環境が以下の通りだからです。

      • 比較的、時間に余裕がある
      • 残業が少なく、休息もできる
      • 仕事内容が面白い

       

      その結果、仕事の進め方も自分で工夫できるようになりました。具体的には

      • 手順書を自分で作成する
      • 面倒くさがらずに、わからないことがあれば人に質問する
      • いきなり行動しようとせずに、一旦、立ち止まる。

        その結果、不注意によるミスも劇的に減りました。

        今でも、リリース後に不具合がでて、修正したこともありますが、バージョンアップで修正するので、大きな問題にならないです。

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        プログラミングの不注意は心配しなくて良い

        プログラミングは間違ったところは、コンピュータがエラーを出してくれます。不注意なコードを作ってしまっても、コンピュータの指摘通り直していたら、動くものはできます(仕様が正しいかまではコンピュータは判断できません)。

        エンジニアは、不具合を作ることが多いと思います。

        逆に不具合を作ったことがないエンジニアは居ないです。

        不具合という失敗から学んでいくものだと思います。

        どんなポジションで働いているの?

        エンジニアと言っても仕事内容(ポジション)は、多岐にわたります。

        ここでは筆者の例を紹介します。

        筆者の場合は、SE、プログラマ(WEB系、ゲーム系、スマホ系とさまざま)を交互に行き来しています。

        過去には、外注さんの管理もしていましたが、マネージメント系の業務については良い思い出はないです。

        現在は、SEとしては、お客さん(依頼者)から要望を聞いて、システムの設計をしています。

        設計したものを実際にプログラミングすることもあります。

         

        エンジニアの仕事は、お客さんと話す機会はありますが、お店の店員さん、事務職のように、人と話す機会は少ないです。

        また、業務中にいきなり話しかけられることが少ないため、業務は進めやすいです。

        その結果、対人関係で悩むことも少なくなります。

        チーム開発のときにADHDの特性は支障は出ないの?

        「高度なチームプレイ力(コミュニケーション能力)が要求される」ところで記載しましたが、高度なチームプレイ、コミュニケーション能力が問われる職場では支障がでます。

        具体例を再掲載します。

         

        • 業務中に、上司を含めた同僚に話しかけられることが多い
        • チームメンバーの動きを見ながら何かをやるケース
        • 同僚や周りの状況を見て、自分でタスクの優先順を決めて進めるもの

         

        上記のケースは、筆者の体験では少なかった(体験した全案件中1割未満)です。

        チームプレイと言っても、プロジェクトによっては、実質、一人業務になることが多いです。

        例えば、WEB開発の場合、作成する機能が独立していることが多く、チームとの認識合わせ以外は、ほとんどが個人業務です。

        その結果、一人で業務に没頭できる時間が多いのです。

        さらに、過去に経験したものですと、完全に個人業務のこともありました。仕事の指示は、上司が行い、仕事を進めるのは自分1人という環境です。

        出社してから、上司と話す以外は、ずっと1人作業作業でモクモクと進めていました。

        ADHDとASDの特性をもつ筆者にとっては、快適な仕事環境です。

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        私は、「聞き逃し」の特性があるけど大丈夫?

        筆者も聞き逃し、聞いたことを数分後に忘れるという問題を抱えています。

        エンジニアの仕事のやりとりは、文字チャットが多く聞き逃しが少ないです。忘れたとしても、チャットの内容をさかのぼれば、大概は思い出せます。

        対面で話す場合は、必ずメモを取るようにして、忘れないようにしています。

        ただし、相手の話を聞きながらのメモはマルチタスクなるので、話しが止まったときに書くなど工夫しています。

        その結果、人と直接話す機会が多い仕事よりは、聞き逃しを防ぎやすくなります。

        嫌いな仕事はどのように対処しているの?

        ADHDにとって、嫌いなことを続けるのは大変苦痛です。

        筆者の場合は、プログラミングなら何時間でも続けることができても、それ以外の仕事だと没頭ができません。

        没頭できない一例が、テスト業務です。

        テスト開始前には、簡単にテストするべき項目を書き出します。項目には、チェック欄をつけて、どのくらい進んだのか見えるようにします。

        その結果、進み具合がわかるので、「今日はここまでやろうか」みたいにやろうとします。

        このように、嫌いなことに対しては、なにかしら工夫してモチベーションを保つような対処しています。

         

        結局、仕事先にどのような会社を選んだらいいの?

         

        技術者としての専門職がある企業を探す

        エンジニアを採用している会社の多くは、プログラマ、もしくはシステムエンジニアとして採用することがほとんどですが、数年後はプロジェクトマネージャーになることを期待されます。

        よって、マネージャー職を期待されることが多いのが現状です。

        一方で、スペシャリストという道がある会社が存在します。

        「スペシャリスト」とは、エンジニアリング(技術)の道を極める人のことです。

        一つのことに集中できる人にとっては、オススメのポジションと言えます。

        エンジニアとしての就職、転職を考えているのであれば「スペシャリスト」の道がある会社を選ぶことをおすすめします。

        >>Web・ITスキルが身につく障害者の就職支援サービス【atGPジョブトレIT・Web】

        障害者雇用枠がある発達障害の雇用をしている会社に入る

        グリービジネスオペレーションズの様に発達障害の雇用を積極的に行っている企業に入る。

        社員の7割以上が発達障害。「経済合理性があるからやっている」社長の思い

         

        ただし、採用する側の負担が増えることから、年収が一般社員よりも低い傾向にあります。

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        ADHDの特性を持つあなたが、エンジニアスキルを身につける方法

        独学 vs プログラミングスクール、どっちがいい?

        結論:ADHDの特性を持つなら、プログラミングスクールがおすすめです。

        ただし、以下のような人は独学でもOK:

        • すでにプログラミング経験がある
        • わからないことを自力で調べて解決できる自信がある
        • モチベーション管理が得意

        多くのADHD特性を持つ人には、独学は向きません。

        独学がADHDに向かない理由

        • わからないことが出てきたとき、質問できずに挫折しやすい(独学の挫折率は90%)
        • ADHD特性を考慮したアドバイスがもらえない
        • 優先順位をつけるのが苦手なADHDには、「何を学ぶべきか」の判断が難しい

        筆者自身も、独学で挫折しかけた経験があります。 「わからない」が積み重なると、興味があっても続かなくなります。

        プログラミングスクールで学ぶべき理由

        • わからないことをすぐに質問できる
        • 専属メンターがサポートしてくれるから、モチベーション維持しやすい
        • カリキュラムが決まっているから、優先順位で悩まなくていい

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        まとめ:「普通のことができない」あなたへ

        「なんで普通のことができないの?」 「また同じミスをしてしまった…」

        そう言われ続けて、自分はどの仕事も向いていないんじゃないか。 そう思っていませんか?

        でも、あなたは「できない人」ではありません。

        ただ、自分の特性に合わない仕事をしていただけです。

        筆者も、過去に職場を追い出されました。

        でも今は、自社開発会社のエンジニアとして ADHDの「過集中」を武器にして働いています。

        周りから「なんで普通のことができないの?」と言われても、 もう気になりません。

        あなたの「過集中」は、誰かの役に立つ才能です。 その才能を活かせる場所が、エンジニアという仕事なのです。

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