以下のような疑問にお答えします
- エンジニア採用担当が、「テックキャンプ卒業生は採用しない」という口コミがあるけど本当?
- 履歴書に「テックキャンプに居たことを書かないほうがよい」という噂あるけど本当?
そのような疑問に、エンジニアの採用担当を経験した、歴20年の現役のエンジニアがお答えします。
かんたん結論
疑問の答えですが、エンジニア採用担当の立場から言うと「えっ?テックキャンプ卒が採用に影響するの?」という疑問しか残りません!
少なくとも筆者は、テックキャンプ含むスクールに通ったかどうかで、採用するかどうか決めません。
だから、「テックキャンプ卒業生は採用しない」という口コミは気にする必要はありません!
👋カウンセリングは情報収集が目的でもOK!その場での申し込みは必要ありませんよ!
この記事では、以下の目次の内容について解説します。
採用担当の「テックキャンプ卒業生を採用しない」の口コミの真相とは?
私の知ってる範囲内で5社だけでも、「テックキャンプ卒の人は採用しない。書類で落とす」
と言ってるので、エンジニア転職を目指す方はプログラミングスクールに通ってたことをどう表現するかよく考えた方が良いと思います。— アラスケ (@ar30suke) August 25, 2020
大本の原因は、上記のような「最終課題をポートフォリオ出す人が続出したから」のようです。
最終課題ということは、作るものがみんな一緒だから、採用担当もうんざりしていました。それが原因で、ツイッター(現:X)に「テックキャンプ卒業生を採用しない」というツイートが出ました。
しかし、テックキャンプでは、累計で4,400人(2016年9月1日〜2022年12月31日)の方が、エンジニア転職に成功されています。
引用:テックキャンプ公式より
現在は、「最終課題をポートフォリオ出す人が続出」という問題も解消されています。
他にも以下の意見があります。
- スクール卒生は、すぐに質問する癖がある
- スクールで学んだことで満足している【新しい技術を取り入れようとしない】
これらも現在のテックキャンプでは、解消されています。
だから、「テックキャンプ卒業生を採用しない」は、気にしなくても大丈夫です!
これ以降は、採用しない理由の詳細を説明していきます。
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詳細①:ポートフォリオの内容が一緒(最終課題を出す人が多数)だから
未経験テックキャンプ卒の方が応募してきてたけど、ポートフォリオがスクール課題だけはダメなのよ…。
自分で作ったポートフォリオを最低限作ってもろて…。
そして、ちょっと触っただけで出るバグを残しちゃダメ😇— れのん (@rars9le) June 11, 2021
全く同じフリマアプリ出てきてウンザリするという採用担当の人の声はよく聞きますよね。
そういうのもあって、書類で落とすのが合理的なんですよね。— アラスケ (@ar30suke) August 26, 2020
これは、有名な話ですね。
筆者も、テックキャンプに限らず、同じような題材、作りも一緒のようなポートフォリオを見ることがありました。たしかに、「これは採用したい!」と思わなかったです。
逆に、みんなと違った題材、スクールでは学ばないような技術を取り入れた人は、上司に「この人は、努力家かもしれません。面接したいです」とお願いして面接の機会を作っていただきました。
しかし、上記の内容は過去の話です。
引用:テックキャンプ公式サイトより
これで解決!
現在、テックキャンプには自分のオリジナルのポートフォリオを作る時間があります。
少なくとも、テックキャンプの方針で学習・転職活動していれば「ポートフォリオがみんなと一緒」問題は発生しません。
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詳細②:スクール卒生は、すぐに質問する癖がある
「調べればわかることでも、すぐに質問してくる」というのを耳にします。
自分で全く調べようとしないで、誰かの時間を使うのが良くないことです。
私の経験からは、「スクール卒だからすぐに質問する」は関係ないと思います。
私の後輩にスクール卒がいますが、少なくともその人は自分で調べて解決していました。調べてもどうしてもわからないときに、初めて私に質問して解決でした。
逆に、実務経験が3年以上あっても、自分で調べようとせずに質問している人もいました。
これで解決!
テックキャンプには、ポートフォリオを作る時間では、メンター(講師)に質問できない制度があります。
たしかに、「ポートフォリオ制作においても、メンターに質問したい」意見はあると思います。
メンターに質問できない環境は、あなたがエンジニアになった後に困らないようにするためです。
転職成功したあとのことを考えると、「質問できない環境」が当たり前になります。
実務に入ったとします。実務では、エラーが多発して先に進めない状況はたくさん発生します。そんなとき問題が起きても自分で解消することが求められます。先輩エンジニアに相談したとしても、返ってくる答えは・・・
- 「そんなことは、自分で調べて解消して」
- 「参考になるWEBページを教えるからそれを読んで進めて」
以上のことから、メンターに質問できない環境は、受講生が転職後に困らないようにするためなのですね。
テックキャンプで質問できない環境に慣れておけば、転職後、その分楽になりますね!
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詳細③:スクールで学んだことで満足している【新しい技術を取り入れようとしない】
これは、社長に言われたことです。
「スクール生は採用するな、未経験でもサービスを作ったことがある人だけ採用してくれ」
この意味は、「ただ、スクールで学んで終わりの人は採用するな」という意味です。
つまり、スクールで学んだ後、「自分で新しい技術を取り入れて、サービスを作っている人は採用したい」という意味なのです。
これで解決!
これはTスクール生の例です。
その人は、TスクールでWEB開発スキル(Rubyなど)を一通り学んだあとは、独学でDocker(仮想環境),Pythonなどの技術を取得してポートフィリオに反映させていました。ポートフィリオの見た目は、正直しょぼかった(汗)のですが、技術の習得意欲については他の候補者を圧倒していました。
当然、書類選考は合格にして面接のオファーを出しました。しかし、その応募者は他の企業の内定を取ってしまい、面接を辞退されてしまいました。
最後に:履歴書には「テックキャンプ卒」とは書かない方がよい?【筆者なら書くでしょう】
これは、どちらでも良いと思いますが、筆者の意見としては履歴書に「テックキャンプ卒」を書きます。
採用担当の中には、「テックキャンプ生は雇わない」と公言している人がいますが、「テックキャンプ生」というだけで、「あなたの努力を見ない」ということなので、その会社には応募しなければ良いだけです。
筆者は、採用担当を経験したからわかるけど、同じスクール生でも、飛び抜けて努力したことがわかるポートフォリオを持ってくる人がいました。飛び抜けて努力した人の話を聞かないのは、もったいない気がします。
■履歴書に空白期間があるくらいなら
履歴書に「スクール卒」と書かないことで、履歴書に空白期間が生まれることがあります。筆者は「この人、半年間何をやっていんだろう?」と疑問に思ったものです。
■転職活動時、採用担当に「なぜスクールに通ったことをアピールしないのか?」とアドバイスされた
筆者が無職で転職活動していたときは、当時の採用担当に「スクールに通って勉強しているのに、なぜアピールしないの?もったいない」と言われたくらいです。
■テックキャンプには、延べ4,400人が転職成功した実績がある
引用:テックキャンプ公式
テックキャンプは、累計で4,400人(2016年9月1日〜2022年12月31日)の方が、エンジニア転職されています。
さらに、カリキュラムを完了させ、テックキャンプのアドバイス通り転職活動された方の転職成功率が98%です。
だから、一部の「テックキャンプ生は採用しない」という意見を気にする必要はありません!
以上のことから、筆者なら「テックキャンプ卒」と履歴書には書きます。
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「転職できない」と言われる理由とは?5つ紹介します
ネット上には、テックキャンプを卒業しても「転職できない」という声があります。
そんなことを聞くと、「テックキャンプは、モチベーションの維持に最も力を入れているはずなのに、なぜ『転職できない』という声があるの?」と考えてしまいますよね。
その疑問にお答えします。
『転職できない』には、以下の5つのケースがあります。
①勉強途中で挫折してしまった【原因は「エンジニアになりたい理由がない」こと】
転職失敗の最も多い原因が、入会後に勉強途中で挫折したものです。
挫折の理由を挙げていくと以下のようになります。
- メンターとの相性が合わなかった
- 学習のスピードに行けなかった
- カリキュラムに興味が持てなかった
しかし、挫折する一番の理由は「エンジニアになりたい理由がない」ことです。
独自の調査の結果、エンジニアになりたい理由の多くは、
「自由な時間・場所で働きたい」「年収アップさせたい」「面倒な人間関係から開放されたい」です。
これらの問題は、フリーランスのプロのライターになるなど、エンジニアじゃなくても解消するものです。
その結果、勉強途中で辛いことがあったら「別の方法で人生を豊かにしよう」と思ってエンジニアの勉強をやめてします。
だからこそ、「エンジニアじゃないと行けない理由が必要です」
筆者が、エンジニア採用面接のなかでよく聞くエンジニアになりたい理由の例を参考に挙げます。
- ものづくりが好き
- 手作業でやっていたものを自動化させて面倒を解消させたい
- プログラミングが面白い
上記は一例ですが、勉強などで多少の困難が発生しても続けるには「エンジニアになる理由」が必要です。
なお、エンジニアになりたい理由を考えても、すぐに明確な答えが出ないことがほとんどです。
そんなときは、1日5分でも良いので、「エンジニアになる理由」考える習慣をつけるのがおすすめです。
意識していると、ある瞬間に「あっそうだったんだ!だからエンジニアになりたい」と明確になることがあります。
また並行して、無料カウンセリングに行くのがおすすめです。
カウンセラーと話すことでエンジニアになりたい理由が明確になることがあるためです。
まずは、無料カウンセリングでエンジニアになりたい理由を見つけてみよう!
②何十社応募しても内定が出なかったケース
転職活動がうまく行かず、一社も内定を取れなかったケース(もしくは内定は取れたが、自分が希望するものではなかった)。その結果、転職活動を止めてしまったケースです。
未経験からのエンジニア転職は、簡単ではありません。
ほとんどの人が50社以上応募している状況です。
もし50社以上落ちてしまったら、ポートフォリオのブラッシュアップをして51社目を受けるのみです。
ポートフォリオは、どのようなものを作ればよいかについては以下の記事にまとめました。
気になる方は、確認してみてくださいね。
テックキャンプを受講したいけど、「みんな同じポートフォリオだと採用されにくい」という噂が気になっている方も多いのではないでしょうか。 特に、最終課題をポートフォリオとして提出するケースが多く、企業の採用担当者が敬遠した経緯があ[…]
メガベンチャーなど有名な会社は、経験者が応募することが多く未経験だと採用されづらいです。
まずは、小さな会社でも良いので、経験を積めるところに入るのが転職成功のコツです。
テックキャンプには30歳以上でも転職成功する人がたくさんいます。諦めてはいけません
未経験+30代の厳しい状況にも関わらず、自社開発のエンジニアとして内定を頂きました😭
テックキャンプでプログラミングのスキルはもちろん、自走する為のマネジメント能力や論理的思考力が磨かれたと思っています!
かけがえの無い仲間も出来ました✨
ありがとうございました🌸@mako_yukinari— Ayumi (@marigaux_28_901) April 9, 2021
>> 50社受けて失敗したら51社目を応募するのみ!無料カウンセリングはこちらから!
③エンジニア以外の道に進んだケース
カリキュラムは全て終わり、転職活動をしたものの、これまでの仕事内容を続けるケースもあります。例えば、現在の職業が営業職だとしたら、営業職に戻ったケースです。
営業職に戻った本人は、納得した上での決断でした。
カリキュラムが終わったからといってエンジニアになるだけが、正解ではありません。
テックキャンプで苦労したスキルが付いているので、仕事では役立ちます。
例えば、ネットからデータ収集が必要になったら、プログラムを組んで自動化したほうが圧倒的に効率的です。
また、営業職+プログラミングスキルならば、IT営業になる方法もありますね。
④フリーランス(副業含む)に進んだ
テックキャンプのカリキュラム終了後、転職ではなく、フリーランスとして歩んだケース(もしくは、現職を続けながら副業でプログラミングの案件をこなす)です。
フリーランスと聞くと「難しそう、実務経験がないとフリーランスになれないのでは?」と思われるかもしれません。
筆者は、ある企業にて、外注に仕事を発注する業務をしていました。
案件をこなすためのスキルを身に付けていれば、未経験でも業務を依頼をしています。
比較的業務未経験者でも案件が取りやすい理由は、発注する側からしたら仕事をした分だけお金を払えば良いからです。
正社員を雇うと、たとえ仕事ができなくても給料を払い続ける必要があり、簡単に契約解除ができないです。
その結果、未経験であってもフリーランスのとして案件(仕事)をこなせる機会が生まれます。
案件は、クラウドワークス、ランサーズなどのクラウドソーシングを利用すると比較的見つけやすいです。
引用:テックキャンプの公式より
2023年10月4日現在、テックキャンプに副業サポートが登場しました。副業サポートも活用して、フリーランス(副業含む)として実力をつけていけば、実務経験がついて、転職しやすくなりますよ!
フリーランスになる(副業含む)のも選択の一つ!テックキャンプの無料カウンセリングはこちらから!
⑤職歴に問題がある
転職回数が多い(目安は、30歳までに4回くらい)、1年以内に退職しているなど職歴に問題があるケースです。
未経験からのエンジニア転職は、「ポートフォリオの質」が大事と言われますが、それ以前に、応募者の職歴(経歴)はより詳細に確認します。転職回数など多いと書類が通りづらいのが現状です。
そもそも「転職成功率98%」とは、何が基準なの?
「転職成功率98%」と聞くと、入会した人の98%が転職成功したと思ってしまいますよね。
残念ながら、「入会した人の98%が転職成功」ではありません。
正しくは、「テックキャンプのカリキュラムが全て終わって、転職活動した人に対する割合です」
その結果、「転職成功率98%」には、転職活動に入る前に退会した人、挫折した人は含みません。
図にすると以下の通りになります。
「なんだよ〜。がっかりしたよ。」と思ったかもしれません。
しかし、入会後の挫折率はたったの3%です。
仮に100人入会したとしても、97人が残ります。
そこから、「転職成功率98%」に当てはめると、2人が減るとして、
入会後、約95%の人が転職成功したことになります。
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まとめ:最後まで諦めないことが転職成功のカギ!
今回は、「転職できないってどういうこと?」について、解説しました。
ポイントを上げると以下のとおりです。
- 一部の「採用しない」という声を気にする必要がない!
- 勉強途中で挫折してしまった⇒「エンジニアじゃないと行けない」理由が必要!
- 何十社応募しても内定が出なかったケース⇒ポートフォリオをブラッシュアップして応募を続けること
- エンジニア以外の道に進んだケース⇒エンジニアになるだけが正解ではない!学んだスキルを活かせる
- フリーランスに進んだ⇒フリーランスで実務経験を積める。その後、転職してもよい!
『転職できない』を防ぐ一番の秘訣は、「諦めないこと」につきます。
転職成功率98%であったとしても、『転職できない』なんて聞いたら
「一生懸命勉強したのに転職できないかも?」
そのような不安が出てくるかもしれません。
しかし、テックキャンプで学んだ結果、プログラミングのスキルが身についています。
仮に転職できなかったとしても、あなたはレベルアップして以下のことが可能になります。
- 今の仕事にプログラミングスキルを活用できるようになった。
- 副業としてプログラミング案件で月5万円前後の副収入を得る(実績がついてくると更に収入が増える!)チャンスを得た。
- 自分でサービスを作って世界に配信できる。もちろん、作ったサービスをポートフォリにして転職活動を再開することもできます!
転職できなかったとしても可能生が広がりますね!
できることが増えると、ワクワクしませんか?
今でもテックキャプに行くか、悩んでいては、時間がもったいないです。
まずは、無料カウンセリングに参加して、あなたに合うか確認してみてはいかがでしょうか?
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